アーカイブス なぜ韓国に福音は浸透したのか?(日本に適用できる要素はこれだ!)1

  • 2020.05.20 Wednesday
  • 23:46

なぜ韓国に福音は浸透したのか?(日本に適用できる要素はこれだ!)1

 

お隣り韓国のキリスト教人口と教勢は日本と比較にならず、これまで日本の指導者も信徒も、韓国に学べと交流や訪韓、宣教師・教師が来日して教会開拓が盛んに行われてきました。
それよって経済的にも霊的にも相当投資したはずですが、国家的・民族的な総体的にクリスチャンが増えるような著しい成果はまだみられません。

 

毎年のように海外から新しいミニストリーがやってきて、ものすごく前宣伝をするので、これで日本は代わると錯覚させられてきました(そして毎年何事もなかったかのように忘れます。そして次のミニストリーへ気が移る 笑)。

 

なぜ輸入方式がフィットしないのかを考えたとき、私たちにある視点が欠落しているように思えます。
それは、これら海外ミニストリーの大半は成長している教会、あるいはすでにキリスト教化された地域の方法、つまり成長後、福音化後の方策であり、福音化前の状態に適応できないことは当たり前なのです。

 

私たち日本人クリスチャンが留意すべきことは、99%ノンクリスチャンの日本はまだ宣教段階(宣教か伝道かはいつか分かち合います)であり、キリスト教がアイデンティティーになっている欧米や、アジアでも植民地化による定着した地域、あるいは福音化に成功した韓国や中国など、通ってきた歴史も文化も民族性も異なる地域にそのまま移植して定着することは厳しいのです。

 

何十回輸入しても効果が期待できないのなら、ここらで少し立ち止まって視点を変える必要があります。
盲点となっているのは、なぜ韓国に福音が浸透したのか?を分析し、その問いに対して答えること、そして適用できる要素を見つけることです。

 

日本の救霊を真剣に考える者の一人として、以前から一緒に研究なり勉強会なりを持ちたかったのですが、機会に恵まれず今日に至ってしまいました。

 

これ以上徒に時を費やすことはよくないと考え、皆様に分かち合います。


教材は愛知大学の常石 希望(つねいし のぞむ)教授の、韓国でどのように福音が受け入れられていったかというテーマで研究した秀逸な論文です。

 

下のURL(先頭にhを一文字補うこと)からダウンロードできます。

 

日本に救霊の重荷のある兄姉は是非熟読されてください。

 

[中][下]もありますが、後日URLをお知らせします。

 

論文  韓国における初期キリスト教受容の要因[上] 常石 希望
ttp://leo.aichi-u.ac.jp/~goken/bulletin/pdfs/No13/04TsuneishiN.pdf

 

p71 創期におけるその宣教とは,単に宣教師や牧師にのみ課せられた務めではなく,一般信徒個々が自発的によく宣教し,伝道しようとした。

 

韓国のキリスト教は,草創期から特にその傾向が強かった。

 

「自主」「自立」の2語は,草創期韓国キリスト教の一大特色であった。

 

牧師がいなくても,宣教師がいなくても,外国ミッションからの経済援助がなくても” 信徒だけで教会を建て,聖書を学び,祈り,伝道するようにと,最初からそのように宣教師・牧師によって教育されたのが韓国キリスト教であり,「ネヴィアス方式(Nevius Plan)」の名と共によく知られる初期韓国キリスト教の特徴であった。

 

「宣教する宗教・キリスト教」,韓国のキリスト教は草創期からそのことが信徒個々にまで浸透していた国であった。

 

p71-72 なぜ韓国はキリスト教を受容したのか」という問い以前に,まず「宣教する宗教」としてキリスト教が存したのである。
その宗教が「宣教する宗教」であった故に,だから韓国はその宗教に触れ,その宗教に接することができ,遂にはその宗教を受容することもできたのである。

 

つまり,韓国キリスト教受容の最大枠の要因は,キリスト教自身の側にまず存していたのである。

 

p75  韓国という地に生まれたキリスト教は,はじめから自主・自立および土着化の道を,韓国人自身の足で歩むように構造的に定められていたと言えるからである。

 

コメント:韓国初期キリスト教は、スタートから「自主」「自立」をかかげ、海外宣教団体に依存することなく、信徒も自ら聖書を学び、祈り、伝道し、さらに教会まで建てることを前提に教育されて来ました。


キーワードはズバリ「自主」「自立」、そして[下]に出てきますが、「信徒牧師」、つまり弟子化された信徒です。

 

対する日本は今でも海外宣教団体からミニストリーのプログラムを毎年のように受け入れるが、飽きっぽく継続できず、新たなミニストリーやプログラムをとっかえひっかえしている現状です。

 

指導者も信徒も相変わらず対外依存が強く、日本人自ら伝道や牧会を行う姿勢はおおよそ程遠いと言わざるをえません。

宣教師や指導者に世話されるのが当然とばかりに依存し、甘やかされて10年経ってもパッと聖書が開けない信徒が多いのなら、国家的な目を見張る救霊は期待でません。

 

日本人指導者も精神的に海外に依存しているので、まずは指導者から悔い改めて「自主」、「自立」の精神を養わなければなりません。

 

同時に、信徒も悔い改めて、カスタマー(顧客)クリスチャンから、コ・ワーカー(主の同労者)クリスチャンになることを決意しなければなりません。

 

それはトップダウン(上から、偉い先生の仰せのとおり)ではなく、ボトムアップ(下から、私が主体のなって主の働き人となるぞ)という視点の転換でもあります。

 

リバイバルは海外からやってくるではなく、私たち一人一人の内側の変革から始まるのです。

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014年09月30日 火曜日 配信
 

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